オスプレイ飛んだ
と、書いたらこんな童謡を思い出した。
『しゃぼん玉
しゃぼん玉 飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
しゃぼん玉 消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた
風 風 吹くな
しゃぼん玉 飛ばそ
1922(大正11)
作詞 野口雨情・作曲 中山晋平』
しばらく、「しゃぼん玉」を「オスプレイ」に変えて歌ってみた。それだけのことだ。なぜそんな連想を私がしたかというと
『あなたへ』森沢明夫(幻冬舎文庫)を最近読んだせいだ。この同名の映画シナリオを小説仕立てにした本のなかで童謡「しゃぼん玉」が小道具として使われていたからだ。それだけのことである。
さて、オスプレイ。この国での飛行映像をテレビで見た。これはヘリコプターというよりも飛行機だなと思った。ヘリコプターのようにも飛ぶことのできる飛行機だ。推力はジェットエンジン。ジェットエンジンを吹かしてその熱風でプロペラを回す(ターボプロップ)エンジンだから映像を見ても離陸の時(着陸も同様だろう)地面に炎を吹きつけているように見えた。だからこれに乗り降りする昇降口は機体の後ろにある。横だと炎にあぶられたりプロペラに巻き込まれたりしかねない。いやその前にエンジンの炎を受け止める滑走路はアスファルトでは無理だしコンクリートでもどうなのだろう。戦闘だけではなく人命救助にも使えますとは宣伝だが、救援にこれを呼ぶには相当の覚悟がいりそうだ。まず火傷の心配はしていたほうがいい。こうしてみるとオスプレイ様式の飛行機の用途は「戦闘」用に限定されるのではないか。
機械は複雑になればなるほど故障しやすのだから、このヘリもどき飛行機はその複雑さにおいてみても故障の確率は高いだろうと私は思う。「安全宣言」をした政府は正気かしら、原発の「安全神話」の例もあったことだし。
2 件のコメント:
V-22型航空機の配備についての是非はさておきます(ごめんなさい)
各サイトで記されていることからこの機の疑問をちょっと書いてみますね
ヘリではない?
>ティルトローター機で、ジャイロ機(ヘリ)ではない
ジェット排気の吹き出しが危険?
>V-22は排気が直接地面や機に当たらないように「排気デフレクター」という装置が装備されている
乗降口は後ろだけではないか?
>パイロットや搭乗員の乗降り口は輸送ヘリと同じく機体の右側に有る。
ちょうど主翼の付け根とパイロットの間ぐらいの位置にある、タラップ式。
後部は、これまた輸送ヘリと同じく人や積載物の搬入口となっているため開時にはスロープになるので、搭乗する部隊や救助の場合には多くの人数が一度に入れるためここを使用する。
さらに、コックピット近くの天井部には緊急時の脱出口が有る。
事故が多いのでは?
>事故はすべて訓練中のもので、実戦では26000時間の運用で無事故。
こんな感じの機のようです。
コメントありがとうございます。「ウィキペディア」ではこんなに詳しい事は書いていなかったと記憶しています。
あんたの「認識」はちょっと違うよ。と言われることでヒトの認識はグッと深まるものなんですね。ありがとうございます。
これからも指摘してやってください。
この飛行機は、ヘリコプターのように民間で使われるようになるのでしょうか?
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