朝の外壁を見れば、ツバメは巣作りに取り掛かっている。夕刻に見上げれば目に見えて進展している。よく見ればドロが乾いた所に新しい泥を付けるというやりかたらしい。これだけを見ればまるで油絵の具を使う画家のようではないかと思ったことだ。これがツバメの一日の仕事。
さて私の今日の仕事といえば、「ムスメが紹介したいという人物と会う」事だった。「タダイマ」と帰省したムスメは二年ぶりのご帰還だ。おとなしく座っているお二人を前に「それでどちらもそれでエエと思っているのか?」と裁判官みたいな聞き方をすれば互いに互いを見たりして「イイという」これではどうしょうもない。この病につける薬は古今東西有ったことがないのである。
夕方の絵 |
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