2012年6月4日月曜日

テッペンカケタカ

「テッペンカケタカ」
昨日の水利組合の溝掃除に心身ともに疲れたものか、夜、横になっても寝付かれない。
鳥は昼に啼くもの(夜は寝ているもの)と思っていたが、昨夜は、夜っぴて「テッペンカケタカ」と啼く鳥が近くの樹の枝にいた。考えてみれば、聞き様によっては、気にさわるヒトもいる啼き方だ。ヒト皆寝静まった夜更け、眠ることもままならずに、人知れず悩んでいるヒトだって居るはずだろうもの、夜っぴて啼き暮らすとは神経のないやつだ。
注意してやろうと「名前」を検索した。声の主は「ほととぎす・ホトトギス・子規・時鳥」だって。有名な鳥だった。そういえば「子規」も神経に障るような物言いもするヒトだったな。と思いはあらぬ方向に逸れてゆく。
なおも検索していると、「ホトトギス」が夜っぴて啼く時はひな鳥が「巣立った」後だという記述に出会った。そうしてみれば、昨夜のホトトギスは母鳥で、子の居なくなった心身の空虚を満たすために啼いていたものか。といらぬ擬人化もしてみるのである。

話は変わるが、大阪の市長がツイツタ-で呟き始めた。彼の呟きはホトトギスに比べても、下品で仕方ない。今回は、言い訳から入って、こんどは頑張る。と展開するパターンだ。それにしても彼の支持層は「何があってもブレない」姿勢(スーパー政治家橋下)に幻想を抱いていたのではなかったか。「時の流れ身を任せ~」、言説をコロコロ変えるおヒト。これって支持層の最も卑下する既存の政治家像ではなかったか。

1 件のコメント:

ハル さんのコメント...

おはようございます!
こちらでもホトトギスが聞かれるようになりました。去年の今頃の福島は、多くの人はまだまだ恐怖の渦中におり、ツイッターなんかに「夜なのに鳥がないてる。こわい!」などという書き込みがあったものでした。かくいう私は、ホトトギスが好きで夜鳴くことも知っており、「落ち着け、これが普通だ!」などと腹立たしさをぶつけたものですが、腹立たしいということは自分も不安で仕方なかったのですね。テッペンカケタカ、こちらでは(古い人間は)ボットオッカイダと聞こえるそうです。ボットはうっかり、オッカイダは壊した。私にはテッペンカケタカとしか聞こえませんが。