2011年1月12日水曜日

「火の用心」のこと

「火の用心」のこと
年末の事だ、例年のように消防団と子供会が「火の用心・カチカチ」と拍子木を打ちながら町内を廻った。家にいてそれを聞いていると、或る事に気付いた。それを書いてみたい。
「消防団」のそれは「ヒノ・ヨウジン・カチカチ」である、「ヒノ」で切れて一拍おいて「ヨウジン」それから、拍子木の「カチカチ」、「ヒノ」で明確に切るから「ノ」の部分は極端に音程が高い。
「子供会」のそれは、「ヒ・ノ・ヨ・ウ・ジ・ン・カチ・カチ」とあくまで平坦である、切れ目もない。お母さんの声と子供の声が混ざっている、リードしているのはむろん母親の方だ「ひ・の・よ・う・じ・ん・かち・かち」同じリズムで行進している。
この違いはナゼ起こるのか、方や「五・七・五」世代のリズム。方や「エイトビート」世代のリズムか、と考えてみたが、はかばかしい答えは得られなかった。

4 件のコメント:

玉井人ひろた さんのコメント...

拍子木を打って近所を回る習慣、わが地域ではもう30年以上前に無くなってしまいました。懐かしい気がします
今は年末に消防団がビラ等を配って歩くだけです

私の子供のころの拍子木と掛け声はこうでした
「ひのよ~~~じん、カチカチ、しゃっしゃりませ~」

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
「拍子木」と書きながら、この「読み」と「物」のイメージが解るだろうかとチラッと考えました。
我が地域にこの伝統?が残るのは、年末に子供を遊んでやろう、(ついでに大人も遊ぼう)という人物がいるからです。
消防団の面々も、年末警戒で詰め所の炬燵にはまって居るよりは、張り合いがあるみたいです。
我が子の幼いとき、子供会の世話係をしました、うどんとかブタ汁を作って子供に食べさせるのにお母さん方はおおわらわで、母親の親睦にもなったと記憶しています。
「しゃっしゃりませ~」は「しなさい」という意ですよね。とても優しい言い方だ。

匿名 さんのコメント...

野良通信さん
 最近、ブログの更新がありません。御加減が悪いのか、忙しいのか? 楽しみにしている者がいますよ。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
ブログの更新をしていないことは自覚していました。
言われるように、読む人の「楽しみの為」に書くことが、ブログなるものを書くレベルの最低限の水準だと戒めながら書き継いで来たものですから、その閾値に及ばずと、判断して、更新を断念して来た次第です。
日々の暮らしをおくるには、そのような思いは必要では在りませんから、私に限って「加減が悪い」のでは、と思われるのは正解だと思われます。
共有出来るような楽しみ(私の基準で)が書けるようであれば、又書きます。読んでみてください。