2011年1月4日火曜日

正月

正月早々、つれあいの機嫌がいい。なによりだ。年末年始の熱心なテレビ視聴者は言う「知っとる?」。知るもんか。紅白は見ない(いまさらオトコオンナもないだろう、そんなに仲がよかったっけ)、喚(わめ)きたてるだけの正月の芸人も見たくない。まして若者をウサギ狩りの犬のように走らせて、監督の腕を競う駅伝などは不快なだけだ(早い方が勝つでしょう。みたいな解説はどうにかならんのか)。
「繰上げスタートになったんよ」。どうやら、社会人の駅伝競走で「チーム警視庁」が計測外に転落したことが、彼女の溜飲を下げさせたらしい。「これじゃあ、犯人は捕まらない」と悲観的に喜んでいる。「白バイや、パトカーに乗って追いかけているみたいだぞ」と言ってやったら「だから、そんなものに乗らなきゃならないんだ」と譲らない。襷を手渡しながら逃げる犯人、襷を手渡しながら追いかける警察。シュールな図ではある。解説者が「過酷な勤務のなかでよくやった」みたいな助け舟を出したのも気に入らないらしく、「憤慨」の何かを言っていたが忘れた。
このように、権力嫌いのこの者だが、好む時代劇は捕り物だし、刑事物も好きみたいだ。
それを言ってやると、あれには「いい男」が出てるから。と、にべもない。
警視庁チームに進言。玄人の競う駅伝に素人で出るなら「イケメン」を出したらどうか。

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