2012年11月1日木曜日

警部補に捕まった

信号のない交差点をなにげなく右折した私の乗るカブ90。物陰から熱い視線で見ている人物が『警部補』だったみたい。彼の操る白バイにわけもなく止められて「交通反則告知書」を渡された。
青色の「切符」と呼ばれる紙を仔細に見てみれば、「巡査・巡査部長・警部補・警部」の「警部補」のところに丸をしてある。
6千円の反則金の理由は「指定場所一時不停止」ということだった。警部補の言うことには「あんたはブレーキを掛けたけど止まらなかったよ」。言われてみればその通りなので文句はない。

「法」は解釈と運用で姿を現す。

別れ際、警部補に「気をつけて運転してな」と諭(さと)されて、「ご苦労さん」と答えたけれど、心のなかで「いろんな意味でそうするよ」と答えていた。

追伸
インターネットで警察官の「階級」を調べた。「警部補」は下から三番目の位であった。テレビの「捕物」好きのつれあいはこんな事知りはしまい。捕物画面に夢中の彼女に「この刑事は巡査かもしれないし、警部補かもしれないぞ。そもそも、刑事と言う呼び名は所属する部署に由来する、たとえば~」すると、家の部長刑事は「ウルサイ!それで罰金、もう払うたんかな?」私が払うのは罰金じゃなくて反則金なんだけどな~。

2 件のコメント:

玉井人ひろた さんのコメント...

刑事はマスコミ・テレビが作った言葉です。正確には「捜査員」ですよね

罰金と反則金も勘違いしている人が非常に多いです。
反則金は金融機関で払えますが、(飲酒運転など)罰金なら、まず裁判所に呼び出されもう一度簡易な調書がとられてから裁判所に収めることになりますね(身内に居たので知ってる)前科ですから大変です。

ちなみに、自転車で交通違反をした場合点数制度無いので、一時停止違反でも「罰金」になります

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。警部補は「交通事故が多いから」(物陰に隠れての捕物をやっている)と説明してくれました。この論理少しオカシイ。事故防止ならば、交差点の正面に白バイを止めていてくれたのなら私は短い足を着いたかもしれない。
つまり、市民どもは交通規則など守る意志はない、だから、罰金・反則金の鞭を与えて~。
この為政者側の論理、ごみ処理有料化もおなじと思いました。