2012年11月7日水曜日

日本文学史序説

本をコレクションする虚しさに気づいて、買う事を控えていたけれど、『日本文学史序説』加藤周一 筑摩書房。を買った。
 
 
彼は数年前に没したけれど、残したものは挑戦的である。書き写してみよう。
「中国人は普遍的な原理から出発して具体的な場合に至り、先ず全体をとって部分を包もうとする。日本人は具体的な場面に執してその特殊性を重んじ、部分から始めて全体に至ろうとする。」13ページ。
コレを読んで「オウそうなんだ」と納得するヒトはいないと思う。そういった意味でまず挑戦的なんだな。
読み進んで、機会があれば感想を述べてみたい。
 


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