2011年4月10日日曜日

地表10メートル

地表10メートル
3.11の「地震・津波・原発事故」から一ヶ月、マスコミはしびれてしまったのか、それらをどう考えたらいいのかそんな論議は無かった。今日ぐらいからボチボチやりはじめたみたいだ。(例えばNHK日曜討論。)
私の棲息するところは、瀬戸内海沿岸だったから揺れも、波も、放射性物質も来なかった。外出すれば、ただただ、ビルの三階部分を見上げて、そこまで届く水を想像してみたりした。
地表から10メートル以内にヒト人類は棲息して来たのだ、何万年も。地球のスケールから見れば、薄紙にも満たないその空間で我々は眠り、物を食いしてきた。この空間に原子力発電を持ち込んだのは間違いではなかったかと私は思っている。
2011312の記事、ここから始まった。
放射性物質はヒトの五感には感じられない物らしい、ただ無気味に感知器が警告音を鳴らすだけらしい。春を迎えた長閑(のどか)な田圃にそれが降り積もり田植えが出来ないという。「(放射能に)匂いを付けたらどんなん?」つれあいの名案は迷案に終わりそうだが、原発に頼らなければ成り立たぬ生活、生産は見直してもいい。


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