2010年8月6日金曜日

雉のこと

カルガモよろしく子供を引き連れて散歩?している雉(メス?)に出会った、何処で、畑で。サトイモの葉陰に草に隠れていたので近くに行くまで気づかなかったのだ(互いに?)。キジが以前から山に棲息しているのは知っていたが、人家のすぐ近くまで降りて来て、おまけに子育てを始めていたとは。
畑といえば、今年のトウモロコシは、例年どうりの防御をしていたのに、網を食い破ったキツネ?にほとんどを食われた。半分齧って放ってある美味そうなそれを見た家の者は「キレイに食べりゃー、ええのに!」と御機嫌ななめである。「おう(会う)たらそうゆう(言う)とく」と、とりなしたものの、今だキツネにはお目にかかっていない。(目撃談はあれこれ聞いた。かわいいコドモを連れていたとか、いや私が見たのは一匹だけだったとか)
見慣れぬ、野生動物を身近に観察できることは、楽しく愉快なことではある。しかし、それだけでは済まない深刻な地すべり的変化が野良にも起こりつつあるのだろう。
私の集落では、ここ10年で稲をつける(栽培する)百姓は半分になった。
このことは、ファミリーレストランが半減したとか、コンビニに街の雑貨屋が駆逐されたとか、とは違った意味合いがあると私は思う。

0 件のコメント: