2011年7月24日日曜日

パソコンの顚末

パソコンの顚末
パソコン先生は、最近論文「米軍機低空飛行で土蔵全壊」(於・『前衛』)を発表された。

パソコン関係もさることながら、先生はこちらの方でもブイブイいわせていらっしゃる。活躍はウエブにも及んでいる。勢い余ったものか、先日のこと「仮説」を展開された。「米軍機原因地震波説」(・岡山民報)である。
さて、弟子はといえば、田畑をほっぽらかしにして、パソコン三昧の日々である。「あんた、メモリーやハードディスクをいじったりする間()にはトラクターのベルトでも替えられー」と先生に叱られたばかりなのにである。師匠に比べ弟子はまことに戯(たわけ)者なのである。モニターの隣でパソコンはこんなになって唸っている。

こうしてみれば、パソコンの良きところは「壊れない」ということにある。「動かないことがある」だけなのである。


機械いじりを好む私にしてみれば、こんなに乱暴に乱雑に扱っても壊れないものは珍しい、まことに未熟者向きの道具なのである。さて、今回の私のテーマは音のうるさくなったハードディスクの交換であった。結果はといえば、あきらめた。うつわ()の交換ならば、私にもできるが、中身の交換には専門の繊細な知識がいるのである。慙愧(ざんき)の念とともに少々うるさいこのデスクと心中するつもりだ。これこそ言葉の本来の「パーソナル」の行き着くところではなかろうか、と呟(つぶや)きつつ。

5 件のコメント:

sansan さんのコメント...

野良通信様

田畑をほっといてパソコンにうつつをぬかす
とは、うらやましいかぎり。
私の仕事はIT関係ですが、趣味を仕事に
するとなかなかつらいことばかりで、
パソコンの顔など見たくなくなるときも
あります。
座りっぱなしの仕事なので、太陽のもとで
体をつかう農業に興味を持っています。
人とパソコンに疲れたときは、定年後は小さな畑でも借りて、、、などと仕事中にうつつをぬかして、気がつくともうすっかり夕方。
定年後に畑をいじるだけの体力をどうやって
いまから維持するかが、私のテーマです。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。ブログには諦めたような事を書いていますが。まだやってますよ引越し。くやしまぎれの捨て台詞がブログなんですね。
マイクロソフトの呪縛を受け入れないで済ませることは難しいようです。
グローバルスタンダード、アメリカンスタンダード、マイクロソフトスタンダード。スタンダードに楯突くことで、スタンダードの力が初めて解る事もある。
それだって、成果だ。これも悔し紛れか。
「農」のことですが、「業」としての農をこのクニでやることは生半の体力ではむずかしいでしょう。「植物を育ててそれを食らう」という農なら、今すぐにでもやって見られることをお勧めします。一日30分掛けられる余力があれば、可能です。

sansan さんのコメント...

仕事中ですがお邪魔します。
確かにまだまだマイクロソフトの世の中
ですね。
でも、最近は大分変わりつつあるようです。
Googleの台頭でフリーで使えるソフトや
サービスが増えています。
私の仕事もそれにあわせて業態を変えなけ
れば、やっていけなくなりつつあります。
私も趣味でするには楽しいのです。
ディスクの換装はいかがでしょう?
デバイスのドライバーがあれば換装も楽に
なるかもしれませんが。。。

名無し さんのコメント...

ゆったりとした画面構成ですね。

この二・三年は平和ですが、ハードディスクがよく壊れました。メモリもです。

剥き出しのPCのハードディスクの上に紙が落ちて壊れたことがあります。
嫌な感じがして本当に壊れていてがっかりしました。
真因は別でしょうが、順番としてはそうです。

丈夫なのだと、Windows 95 発売前のハードディスクがまだ動きます。
時々当たりを引くようです(笑)

野良通信 さんのコメント...

最近は、あきらめたようですが、パソコン先生は「いじっちや、イケン!」と言っていました。
自然に壊れる事と、いじって壊す事、どちらの確率が高いかと問われれば、後者かな。
コメントありがとうございました。