2011年6月12日日曜日

地震の沙汰も金次第


今朝の新聞より。
久しぶりに新聞社らしい気配りのきいたアンケートを見つけた。震災後一月の区切りごとに実施し、今回が三回目らしい。人と金が無ければ出来ないことだが、何よりも発想が素晴らしい。
「なんとなくそんなみたい」から「やっぱりそうだな」に飛び移ることは、統計に頼らなければ出来はしないのである。
(これは「毎日」だが、他のマスコミはどうしているのか確認していない。今日はマスコミ論をやるつもりはないのでご容赦を。)
自民党(小泉)政権時代から万円、いや蔓延し始めた「自己責任」のひとつの帰結がここにある。と思ったことだ。

「今ここに生きてあることは偶然(の幸運)に過ぎない」と被災者がインタビューに答えて「自らの命の意味」を「負債」のように捉える光景を目にする度に、私は「政府なるもの」の出番があるとしたら此処だろうと考えてしまう。「幸運にせよ、よく生きていて下さいました」と政府は言ったことがあるのだろうか?

余計なことだが、モジリのもとネタは「地獄の沙汰も金次第」


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