2011年6月13日月曜日

私の青山 1


私の青山

「人生いたる処に青山あり」という諺があるが、全くそうだと思い知った。
ある朝、つれあいからの、こんな置手紙が、私の机にのっていた。

「車を貰(もら)って行きます」だったら、これは穏(おだ)やかではないが、事務連絡みたいなものだ。
縦書き、横書きの考察(おふくろの横書き)(おふくろの横書き つづき)に凝った経験のある私は、「おや?、これは縦書きだ」私より歳若いこの者が縦書きをする、これは何故か。あれこれ考えた後「自らへのメモは横書きですませるにしても、改まった他者へのメモ(手紙など)は縦書きにする。こんな法則が我等の世代にはあるらしい」と発見したことだった。ちなみに下に最近のおふくろからの手紙。

ここまで、辛抱強く読まれた方は、お気付のように、彼女が車を駆って出勤する事は日常ではない。いつもならば、不肖のつれあい(これは私)が送って行く。(この時間はイヤでも隣同士で座り、その上会話も必要とされる貴重な親睦?の時間でもある)
ところが、この不肖のつれあいはこのとき負傷のただ中にあった。
どうしてか。



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