2011年11月12日土曜日

2011.11.12日の感想

「賛成か、反対か、」「参加するか、参加しないか、」その議論の切羽詰った結末に、起死回生の「ウラワザ」があった。まことに見事なこのクニの政治結末。「曖昧にする・曖昧な言葉で糊塗する」
以前、「信任は不信任・不信任は信任」をやらかしたこの党は、また同じ茶番を繰り返している。私はこの党が以後、何を言おうが彼らの「言葉」そのものを信じない。いや信じられない。
こう言い換えてもいい。他ならぬ「言葉でしか、言葉の表現力だけでしか」仕事のできない者(政治家)が言葉を粗末に扱うことは自裁に等しい。と。

さてマスコミだ。「ついに決断しました」と茶番批判は傍らに置き忘れている。もっぱら熱心にやっているのはTPP参加国の参加事情分析。甚だしいマスコミは「さあ次は消費税論議だ」ともう忘れかけている。彼らとっては何も起きない平和・平安は飯の食い上げだもんな~(そこで誰が苦しんでいるかは興味の外)。何もないように見える所にこそ分析し報道するものが埋もれていることを見抜く能力が彼らにはない野田。マスコミの「良心」など照れ隠しの表装紙にすぎない。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

TPPや原発、除染や避難支援、年金問題などについて、正面から取り上げて意見を聞かせてくださいますか。斜に構えて記述されると、真意が分かりずらい。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。継続して読んでいただいているのですね。
言われるように、話題になっていることについて、明確な判断を下していない事。記述の方法が斜に構えている事。これはその通りであります。
「TPP・原発・年金」について正面から論じるには、私には充分な資料・情報がありません。おそらくあなたと同じかもっと少ない情報しか。その上で、発言するするとしたら、感じたこと、感じて考えたこと、身近で見聞した事になります。「斜に」の問題は、私のの課題です。最近「斜度」が増えているようにも思います。これに懲りずにこれからも読んでみて下さい。