2012年5月2日水曜日

政治家の卑怯がもたらすもの


隣の庭で啼くウグイスはずいぶん唄が上手くなった。小雨の中、節回しも鮮やかに啼いている。リフレインにも工夫があるみたいで聴き応えがある。さて私の唄はいつもながらさえない。以下。
政治家がどこでどんな判断をしようと「勝手」と言えば勝手だ。時間を経ることで政策判断が変化してゆく事も当然のことだろう。次の選挙で支持しないだけである。しかし、重大な政治課題について曖昧な態度を取る事はそれ以前の問題ではなかろうか。
今朝の毎日新聞二面(上)を見ていたら、手元に送られてきた民主党系市議会議員のレポート(下)を思い出した。


この議員はどう見ても「消費税増」に反対なのである。試しに彼の民主系同僚議員はどうなのかと探ってみた。驚くべきことに、と言うべきかやはりと言うべきか「消費税」に言及している議員はいなかった。つまりこれは「ダンマリをきめこんでいる」と言うしかなかろう。【言うも憚られるが彼ら(彼女ら)は消費税増の悲惨な市民の救済相談にその議席営業の発展を目論んでいるのではなかろうか】。三十四万といわれる「民主党員」のどれぐらいが「消費税増」に心底賛成しているのか「小沢問題」に矮小化している場合ではなかろう。
「民主党」は「民主」の看板を詐称している。政党を自認するならば、議員を総動員して「消費税増」がもたらすこのクニの輝かしい未来を語らせるのが「まともな政党」の今やるべきことだろう。

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