2012年5月3日木曜日

何が書かれていないか

やっと、ひと通り読んだ。理解したとは言い難い。わたしは、少々むずかしいモノでも読むことにしている。そうすれば、「何が書いてあるか」は解らなくても、「何が書かれていないか(それしか書いていない)」ことは解るからだ。


ここまで書いて、日付の変わる頃犬どもと散歩に出かけた。何気なく東の夜空を見れば「サソリ座」が登りつつあるところだった。尻尾はまだ山陰に隠れている。毎年のように時を定めて星座は現れる。数万年(数億年?)変わらずに星座の運行はそうであると天文学者は教える。星屑のコドモであるヒト人類の激動のこの数百年などは、一瞬の流れ星のようなものであろうか。と犬どもに聞くが、「ナニ言ってんだ。おじさん。ロマンチックもエエ加減にしてよ」だそうだ。

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