2011年9月20日火曜日

2011.9.19の日記

2011.9.19の日記
風呂から上がったところだ。風呂の前にテレビニュースをチェックしていた。明治公園の反原発集会。これまでマスコミは意識的にこれらの集会を無視してきた。どうやら今回は報道したみたいだ。数万規模のヒトの群れは「反原発」は既に「ファッション」になった事を意味しているだろう。数万の露頭の下に隠れている数百万のヒトビトの意向(トレンド)。良くも悪くも規模の変化は質の変化をもたらすことになる。それは、既に記したように「好いも悪いもなく」なのだ。
雑誌「ホトトギス」に載せた、子規のヒトを食ったような随筆「句合の月」。「遠野物語」柳田国男の序文のおふざけ。それは何処から来るのか。と考えているが。ひとつは数だろう。雑誌「ほととぎす」300。「遠野物語」350(このうち200は柳田が買い取った)。これが発行部数。これは読者の顔が見える数だろう。テレやおふざけもしてみたくなる。もうひとつは~。これから考えてブログに書いてみよう。

向田邦子「眠る盃」を読んだ。読みつつ心地よいのは何故かと考えた。そしてそれは、彼女がオトコを立てているからだと気付いた。オトコに対する目線が優しい。「偏食・好色・内弁慶・小心・テレ屋・甘ったれ・新しもの好き・体裁屋・嘘つき・凝り性・怠け者・女房自慢・癇癪持ち・自信過剰・健忘症・医者嫌い・風呂嫌い・尊大・気まぐれ・オッチョコチョイ」そんなオトコに「惚れているの」と書かれれば気分はいい。誰でもどれかに当てはまるだろう。もっとも、これはオス猫の事「マハシャイ・マミオ殿」の一節だけれども。一方、オンナに対する評価は辛い。彼女の名作「かわうそ」(思い出トランプ所収)など読めば一目瞭然だろう。ここでわが意を得たりとやに下がっているとオトコは間違える。彼女は「好かぬオトコは」無視して書かないだけなのだから。彼女の気持ちを忖度すれば、女の愚かさは「かわうそ」で掬えるけれども、男の「愚か」は救いようが無い。

一昨日のことだ。病院の救急外来でのこと。
診察室から出てきた彼女は「納得できかねる」ようすだ。昼寝から起きてみたら左腕がしびれていた。ついに「脳梗塞が来た」と駆けつけたのに。医者は左を下にして寝ていたからという。「私は左を下に寝る習慣は無い」「眠っていればどちらを下にしているか解らないもんだ」そんな医者とのやり取りもあったらしい。
これは大変、と呼びつけた甥っ子(これは私)も、医者の説に妙に感心している。「ほら、足も腫れているのに」「それも言うてみたん」「みたよー。普通の日に来てくれだって!」そうだ救急外来だったんだココは。彼女の言うには、来月の「健康診断」で痺れの件を確かめてみるとのことだ、江戸の仇を長崎で討つか。


川崎青年会議所創立60周年記念講演で小泉元首相「原発依存度、下げるべきだ」って。この主催者なに考えているんだろう。彼に聞くべき事柄。彼が喋るべき話題は、イラクにあるはずの「大量破壊兵器」が何故無かったのか、何故無いものをあると思ったのか。につきるだろう。それ以外に聞きたい事はない。いや、彼が誠意ある政治家であるならば、それを語って当然だろう。話がアッチムイテホイなのである。世襲で顰蹙(ひんしゅく)を買ったあの姿が彼の本質だった。

3 件のコメント:

ヒゲMac さんのコメント...

脳梗塞なら既に何人も見てきているのでわかりますが。

それが始めて痺れたのであれば、まだ脳梗塞とは限りません。

今まで脳梗塞で倒れた知り合いが、それになる前兆を見てきた私としては、必ずぐらいに初回に痺れがあったとしても、それから頻繁になってきます。

この後、次の日もとかその次の日にとかで痺れがくれば本物ですが、その後なんもなければそれは脳梗塞の疑いはかなりうすいかもです。

そして痺れはすぐには治まりません、その日の何時間も痺れていたりします。 痺れ方は日中行動していたら徐々に薄くなってきたりしますが、痺れは続いていたりします。

ここまできたら、気をつけないと数日後にはいきなり意識不明になる可能性が高いです。

気をつけてくださいね。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。呼ばれた時にはあわてましたが、結果はご覧の通りで、少し茶化して遊んでみました。書いてはいませんが、彼女は駆けつけた友達と散々医者の批評をしていました。「まだ若けーんで」「もう一人も頼んなそう」彼女達より年寄りで、頼もしい医者などそんなにはいないと思うのですが。

つらつら さんのコメント...

最後の小泉元首相のくだり…
ツボにハマりました…
一人パソコンに向かって大爆笑!
おもしろすぎる…
同感ですネ!