2011年9月5日月曜日

台風冠水顚末 3

結局、午後九時頃、水は引いていった。午後三時すぎ、懸命に排水している海辺のポンプ。
手前が海、向こうの冠水地より水位が高い


こんなカワイイ見物人もいた。この子は「これって土石流?」と聞く、いやそうではなくて、とこのブログに書いたようなことを説明する。写真を撮ろうか、と言うとこのようにキオツケをした。「溝も道もわからんようになってるから気をつけて来た通りの道を帰るんで」と言う。
さて、冠水した道を歩く亀の彼?はどこへ行くつもりなのか。この先にある排水ポンプだろうか。

台風の後(午後10時)のツイッター
風呂から上がったところだ。雨音が消えた闇に虫の音が満ちている事に気付く。あんな烈しい雨風のなかのどこに潜んでいたのだろうか。いや、鳴いてはいたのだが、私の耳が拾わなかっただけなのか。「いつだってせいいっぱい」命とはそういうものらしい。

6 件のコメント:

ヒゲMac さんのコメント...

やはり土地の低いところは冠水してしまいましたねぇ。(>.<)

私の所は笹が瀬川が満タンになってましたが8割ぐらいといったところか。

あれが噴出したらここらは全部浸かりますが、ここらも元は港町。 奈良との貿易港だったので、本来は水があった普通の場所。

先人の災害対処が今は機能しないというのも悲しい話・・・結局私思うに・・・今の時代・・・上には頼るべきじゃないのではと?

自分の身は自分で守る・・・これをまずはベースにおかないと、なんでも災害でなくてもお役所がなんとか対策する、メーカーが対策をこうじたものを出す・・・おんぶに抱っこがあまりに大きすぎるような・・・

特に日本の人は自主性にかけるので、個人個人の判断が苦手みたい・・・

改めてこういう所を見直さないといけないような・・・

でも同じ日本でも災害とか冬場は厳しい条件の県の人とかは助け合い精神とかが進んでいるのを、ここ岡山にそういう県から引越ししてきたひとがこぞって口に出しているのを聞きました。

やはり厳しい条件の種は助け合いの気持ちが強いのですねぇ、そして自立している。

匿名 さんのコメント...

質問です。
野良通信さんが子どもの頃の記憶に、今回のような海水と河川の氾濫で浸水したということがありますか?もし、最近の事象なら、やはり温暖化(気候変動という)の影響か? 紀伊半島のどこかでは、先月末の降り始めからの1週間降水量が1800mmとか。瀬戸内の1年分ですよ。どうなっているのか? 全てが壊れていくような・・・。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
ヒゲさん。今日になっても「笹が瀬川」は濁ってましたね~。
家の辺りでは7年前にひどい冠水をやった経験があるので。地域の対応は、もたつかなかったけれど、行政の対策は改善の余地がありました。7年前の笑い話。地域選出の市議は浸水が始まると最初に自分の車を高台に避難させて、それから、海岸に出てきた。その時はみんなの車。浸かってダメになってた。それからは、「彼の高潮対策というのは自分の車を助けることだ」とひとつ話。

野良通信 さんのコメント...

匿名さん。コメントありがとうございます。子供のころも、堤防を越えて海水が流れ込むことはありました。今より堤防も低かった。しかし、長い時間(今回は7時間)浸水が続くということはありませんでした。そのころは、海抜0メートルの水田が拡がっていて、それが遊水池になって守ってくれていましたから。水田の埋め立て化が進み今ではほんの僅かの水田が残っているだけです。
長時間の深刻な冠水の原因は私はそれだと考えています。堤防を越えた潮は、道を走り、床下に来ましたけれども、溜まることなく近くの田に流れてゆきました。
雨の降り方がスコール化していたり、海面上昇もあるかとは思いますが。それよりも身近の埋め立て行為が原因と考えています。そうだとすれば、地球温暖化より対策は簡単です。

ヒゲMac さんのコメント...

これラジオの考古学と気象で言ってました。

今のこのヒートアイランド現象のような高熱、そして気温の上昇・・・

じつは平安時代に今と気温が同じだったという事実が発見されたといわれてました。

それでアナウンサーもここではじめて口に出しました「今の温暖化、温暖化といっているあれって・・・二酸化炭素とかが原因でとか・・・あれも・・・なんら実は関係ないってことになるんじゃぁ・・・」

もうちょっと前から「偽りの温暖化問題」とか「プロパガンダな温暖化」といわれ、私も数年前は匿名さんのような感じで信じきっていましたが、あるときそれがおかしいという記事をネットで発見し、そして世界の色々な学者のあいだで大きくここらの意見がわかれはじめ、そしてそして・・・

結果的に「温暖化は世界の経済、政府のプロパガンダ」という見解が強くなり・・・結局のところ人間の上のひとの、企業の思惑で利権をからめた商売だっと・・・ちゃんちゃんです。

車もない、工場や石油で動くものも無いその平安時代に、今と同じ気象状況だったのです。

私も今では気象やら地球と太陽の関係と勉強していくうちに、それらを理解しだし、地球の地軸の問題やら色々あるのですが、単純に一般的に言われている原因が温暖化を引き起こしているわけでないことが本当だという主張・・・強くなるとの、この平安時代の事でよりいっそう高まりました。

みんな・・・おどらされているわけですよ。

でも、エコはいいことですし、人間の無駄をなくすことではこのだまくらかしかたもいいと感じます(^.^)v

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。「盆潮」(ぼにじお)といって一年で今の時期に潮が高くなる現象があります。メカニズムは私には良く解らないですが。
それと低気圧、風これが今回の浸水の主な原因でした。二酸化炭素の上昇(これも既定の事実です)と冠水(これは現実)を直には結びませんでした。関係あるかもしれない。確かに、海面上昇の現象も捉えられているようです。年に数ミリづつの。これと、既定の事実、地球温暖化の関係は単純ではないようです。
もっとも、単純ではないからといって「無い」とするのも乱暴な議論ではあります。

現代社会は、利潤を上げにくいメカニズムが働いていて「利潤率低下」。いきおい、昔ながらの儲けは「だます事・脅す事・盗む事」に踏み込むことによって叶えられようとしているみたいですね。