2010年12月20日月曜日

「よろしいか」の受難、それから

「よろしいか」の受難、それから
本屋の帰りみち、大陸からの来た娘がレジを打つ店に寄った。こちらを見てニヤリとするので憶えていたのだ。「よろしいかと言うヒトはいる?」と聞けば、「いない、通じないと思う」という。はっきりしている。
互いの文化の芯にあるものの違いは、こんなところに現れるのだろう。一方は、曖昧にとまどい、一方は、はっきりに戸惑う。
相互理解などたやすくはないのだ。少なくとも、「我が文化こそ優れるもの」と思っている心根の持ち主には、相互理解は訪れぬだろう。

0 件のコメント: