2011年12月6日火曜日

パソコン修理・失敗・顛末

「とるものもとりあえず」。「引越し」したわけだが、こうして、「着の身着のまま」になったといっても、「人心地」の戻ってふりかえってみれば、元の所に置き去りにした荷物が気になる。

それはそれとして、燃やされた「マザーボード」と燃やした「電源ケース」を「パソコン先生」に見せてみた。先生は「カーナビ」よりも「興味津々」みたいで「どうしたん、これかな、」と焦げ臭いマザーボードを匂ったりしている。「犯人」の電源ケースを示せばもうドライバーを手にしている。電源ケースを開けて、基盤を剥き出しにした先生は「どの線を?どこに繋いだん?」だから~と、正直に教えてあげた。すると先生は「ほれ、やっぱりなー」と上機嫌だ。
それから後のご教授を要約すれば、「電線に色を付けているのは意味がある」(ニギヤカシかとおもっていた)「それぞれの色はそれぞれのグループに属している」(へー、デモのときの旗みたいなものか)「あんたの繋いだオレンジ色の線はピンクの線の集まりのところに挿してある」(そうだけど)「ここを見てみんさい」(老眼鏡をかけて見ると基盤に3Vと書いてある)「3ボルトの集まりはオレンジ線」(そうみたいだ)「ところが、あんたの挿したオレンジは12ボルトグループ(ピンク)に挿してありゃーせんか」(確かにそうしている。ここに違いないと12Vグループの空いた穴に挿した時、私は達成感にあふれていたのだが)先生は簡単な割り算をした後「四倍の電気を送ったんじゃから燃えるわなー」とますます上機嫌だ。「なにをするかわからん」これが先生の出した結論だった。
つくづく、私には「常識」というものが欠けている。いや、この期に及んで大きなことは言えないのだが、ヨーロッパの経済危機と同じで、無い財は払えない。無い知識は使いようが無い。つまり「無い袖は振れない」のである。
燃やした電源は更正の余地があるか、燃やされたマザーボードは治療の可能性があるか、パソコン先生に託して帰宅した。
帰途、私は上機嫌だった、何故か。「まだ使えるでー」と古い年式のインクジェットプリンターを先生から貰ったからだ。インターネットで「ドライバー」を探して動かしてみよう。「ヨッシャー」、と懲りていないのである。


2 件のコメント:

ハル さんのコメント...

おはようございます!
他人の不幸は蜜の味、、、な~んて言いませんよ。
だって私は野良さんの大ファンですから(^^v
でも、こちら、あいも変わらずあったまくるコトばっかりでモヤモヤの福島在住。。。
なんか笑わせていただいちゃいました♪
へんなコメントすみません。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。仮暮らしといえど、いつかは、ここに暮らしたいと試行錯誤しています。いや思考錯誤か。