2011年12月18日日曜日

玩物喪志の日々

玩物喪志

車のエンジンをいじっている。いじりながらもいまひとつ切実に欠ける。何故か?考えてみれば、エンジン以外の物でタイヤを回すことが出来れば、エンジンなど要らないのだ。いや、ドラえもんの「どこでもドア」があれば車も要らないのである。と心の片隅で考えているからなのだ。
パソコンについても同様のことが考えられるだろう。情報を伝えたり伝えられたり、蓄えたり、あまつさえ、はた迷惑にも自己表現をしたり。それをする手段が不安定で気まぐれなパソコンでなければならぬことはない。
こうしてみれば、我々は大なり小なり「玩物喪志(がんぶつそうし)」なのだ。

それはそれとして、車のエンジンオイルを替えた。オイルを替えた車は以前より調子が良くなるとは限らない。(特に最近の車は神経質だ、「おお気持ちいい」と昔の車は素直に調子の良くなったものだけれど。)結果は変わらず。それでもいい。壊さなかっただけでも。
ところが、次の日朝乗ってみると違っていた。昨日は10kmぐらいの試し乗りだったが、一夜置いてオイルが可動部分(ピストンとシリンダー・コンロッドのメタル・ベアリングの内部・4気筒だから16あるバルブのステム等々)になじんだせいだろう、エンジンの吹け上がりが違う、エンジンの動作が何事によらずスムーズになっている。
このことはたとえば、お神酒が回ってくれば、お口の滑らかになるようなものか。と擬人化してみたりしているのである。
さて今日は、パソコン先生に貰った。カラープリンター(2001年製造)がピンク色でしか印刷しない、どうしたものか。と相変わらずの「玩物喪志」の日々なのである。
県北(ほんにのうやの里)に片赤耳の車で野菜を貰いに上がる、雪花が散っていた。
K君熱烈歓迎。

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