2011年12月11日日曜日

猫のこと つづき

ネコのこと つづき

11日夜半に目を醒ます。起きだして階下におりれば、足音に気づいたものか家のオス猫(オナガ)が外に出たい、と廊下で待ち構えている。
裏口を開けてやれば、月光がアスファルトを敷いた道をまぶしく照らしている。月蝕は終わったみたいだ。
「オナガ」は、こんな深夜に行くあてのあるらしい。うらやましいことだ、と送り出す。
考えてみれば、宇宙空間に浮遊している、「太陽」と「地球」と「月」が一直線に交わった今夜。月はもっとも満月の唯中なのであった(明るいはずだ)。
「地球」でのこともまた一瞬の夢にすぎないか。「オナガ」。
「うぐいすボール」みたいだが、月蝕を撮ってみた。手持ち300ミリの私はこのくらいにしか撮れない。シャッターは60分の1ぐらい。それでも、ずいぶん明るい。
下にO氏が送ってきた絵。中空に浮かぶ「球」であるところの月。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

手持ち300ミリで撮ることに、拍手です。
しかも止まっている。
「おーさん」より

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。「止まっている」のは、レンズの胴をベランダの柵に付けてシャッターを切ったからです。
私の300㍉は貰ったもので、古くてカビが生えているようなシロモノです。解像度が悪いのはそのせいか。と新しいレンズに触手が動きますけれど。実は使いこなせていないのだと後で解ることが目に見えている。
それにしても、ヒトの目はすごいな、中空に浮かぶ、蝕の月を全くの球として捕らえる。