2009年9月15日火曜日

ブログの孤独 つづき

・ 「ヤウツリ」
家移り。引越しのこと。
思うがままに操れないのがパソコンである。その上、スイッチを入れても、ナンノコトヤラ?とサボられてはお手上げである。詳しい者に聞けば、「三年たったら、タダの箱」と言う。老眼鏡ごしに、ためつすがめつして見れば、この物は、6年前に製作された物と判明した。「ヤウツリ」をすることにした。
そうした後、の「家」でこれを書いている。今度の家は前の4倍の広さである。周りはいろんなラベルを貼ったダンボール箱だらけだ。パソコンの引越しがこれほど大変だとは思わなかった。電気をひき、新聞もとり、郵便物が届くようにするだけで一日かかった。これからは、実際の引越しと同じに、何を捨てるかで当面は悩むことになりそうだ。いや、正直な話、全部捨てても構わないのだ。唯、鍋釜と米と味噌醤油ぐらいは手元にという欲が、ダンボール箱を積み上げさせている。おそらく、開けることなく捨ててしまうダンボール箱もあるだろう。
それはそうと、引越しをしてみて、これだから「パソコンは面白い」。と思うか、また逆に、これだから「パソコンはダメ」。と思うか、そのどちらかに分かれるだろうと考えた。私の思うところ、前者はすでに、パソコンの不調を喜びと感じる倒錯の世界に踏み込んでいるのだ。
話はすべるが、ヒトの扱う道具の良し悪しの基準は、「コトバ」がそうであるように、その「存在を意識することなく」使える。ということにあるだろう。それからすれば、パソコンはまだまだの道具なのだ。と考えた。

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