2009年9月22日火曜日

メモについて

たびたび「メモによれば~」と書きつけている。メモの概要を記す。
1.言葉を研究するのが目的ではないから、数ページ前に書き付けたコトバをまた、新たに書き付けてもいる。つまり、見直しは無い。2.サイズは手のひらA6版。前記のように、聞きとめた順に記述している。3.記述の基準は、きわめて狭い方言圏に住む者が交わすコトバであるから、見聞、側聞したなかで、私が「へえ~」と感じ、意識に取り込んだコトバということになる。

このメモを基に、「言葉を集めて」は1.書き付けた順に記述している。したがって、重複は恐れない。2.また、記述してあるコトバを気分しだいで、省いてもいる。たとえば地名の「ミナギ・美袋」、メモには「漲る=みなぎる。水の勢いが盛んで、満ち溢れるさま」。たとえば「日照雨・ソバエ」、メモには「これは、安岡章太郎随筆集3、p290に出てくる。小さな国語辞典には無い。我々の地方では使う。軽い雨、パラパラと降る雨と言う感じで使う。雨であるのに陽が照っているのは『キツネのよめいり』という」とある。

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