2010年3月14日日曜日

ブログの孤独 つづく

種まきをした。

温床はズーット長年手抜きをしていた。今年はラエの先生に教えて貰ったやりかたで種まきをした。温床は以下の図

地面に適当な深さの穴を掘る。30センチは要る。深ければそれだけ発熱材が多く入るので熱が出る。その穴に、わらと堆肥を交互に重ねて入れる。上から踏み固めながら入れて最後に土をかけておしまい。土の厚さは5センチもあればよかろう、種を播くだけだから。

一番下に入れるのは藁がいい、一番上に積むのも藁がいい。どうしてか、わらに堆肥が絡む事で発熱するからだ。一番上のわらは堆肥と土が混ざり合うのを防ぐため。
だから、藁としたが、一番上のそれは新聞紙でもよかろう、私はそうしてみた。そして、堆肥と書いたが、畑の周りにある草でもいいし、木の葉でもいいだろう。台所から出る生ゴミも熱を出す、畑に残った冬野菜のクズもいい。それから、私は藁の上に米糠をふった。つまりは、なんだかんだで発酵してもらって、その熱を利用するということなのだ。一週間は熱を出す。そうしているうちに春が来てが暖かくなるという寸法だ。書き忘れているが、藁は湿らせておいた方がいい。

こうして書いてみると、ラエの先生の教えを適当にしか守らない不肖の弟子でしかないことが明らかとなった。

堆肥と書いて思い出した。このごろの牛には輸入した飼料を与えるせいで、糞には牧草の種が混じっていて、牛の糞をそのまま堆肥にすると牧草が発芽してくる。外国から来た植物は我々の世代にはセイタカアワダチソウが繁茂した事が記憶にあるが、牧草はこれからどうなんだろうか。グローバルの負の面はこの辺りにも現れている。

まことに、ヒトは、自分に都合のいいことだけしか頭に浮かばぬようである。負の面には後から気づいてあわてるように出来ているみたいだ。

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