草とり
百姓は土にたねを蒔き、土のうえで植物を育てることをしている。土には育てたい植物以外の植物も育つのである。百姓はえこひいきをして、育てたい植物をかわいがり、その他を雑草としていじめるのである。まことに、因果で剣呑な仕事でもある。
こんな道具を使う。大きいのが市販のもの、小さいのが私が作ったもの、柄の部分は折れた鍬の柄を使った。
冬の間に育った草は根がしっかりひろがっている。左が土をつけたまま、右は根を洗ってみた。よく見ればもう種をつけつつある。草はこれだけの量の土から栄養を得ようとしている。だから、坊ちゃん、嬢ちゃん育ちの栽培植物は負けてしまうのである。
草取り前
草取り後、これはタマネギの苗床をそのままにしていたもの、タマネギになるか試してみている。手前に手製草取りの柄が見える。
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