2012年4月3日火曜日

猫が「ギャー」と奇声を

睨み合っていた猫が「ギャー」と奇声を

挙げて互いの体に爪を振るうような今日の風だ。近くの児島湾大橋が「通行止め」になった。こんなのあまり記億にない。(もっとも、私の記億なんて、たいして正確ではないのだけれど)そのくらいの風が吹いている。家に「ドォーン」と風が当たると「グラッ」と家が揺れている。その度に「おいおい大丈夫なんかよ~」と新鮮に思う。揺れるといっても高層マンションに住んでいるわけではない、「木造モルタル、一部2F」みたいなもんだから、要するに「安普請」ということだろう。風が吹き始める前までは「我が家」には「信頼」という言葉を与えていたんだがな~。私の「信頼」なんてこんなものだ。
ところで、白く波立つ海を見ていたら「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」という歌を思い出した。これを書いた「斎藤茂吉」は散々戦争を煽る歌を書き散らした後、敗戦後故郷の東北に隠遁(遁走?)した。「国敗れて」も故郷の「山河」は彼を癒したのだった。この頃はまだ原発は無かったから、彼には帰る(逃げる?)ところがあった。これはまた別の話になるか。それにしても「言葉の喚起力」も捨てたもんじゃないな。

1 件のコメント:

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。残念ながら、横文字は苦手というよりも読めないのです。しかしこのブログの「翻訳」機能を使って、あなたの、コメントの意味を識り、新めてありがとうと申し上げます。これからも機会がありましたなら読んでみて下さい。