2012年4月27日金曜日

号外

号外

待ち構えていた警察官に捕まった。道路交通法違反。「俺の車は違反したかもしれない。がぁ、運転していたぁ。俺は違反とは認識していなかった」と言ったら「無罪放免」になった。そんなあり得ぬ光景を思いうかべた。我ながらひねくれているな。
夜半、階下に茶を汲みに降りたら「号外」が食卓に置いてあった。夜遅く帰ったつれあいが街で貰ったものらしい。

政界は無罪か有罪かで騒いでいる。しかし、こと「政治とカネ」の事件には(日頃の恨みもあって?)関心の高い庶民が今回「どっちゃでもええ」と思っていると考えた。そうでなければこの不気味な無関心は説明できないだろう。
彼の有罪無罪は「始まっている民主党の終わり」の形にいくらか影響するだけなのだろう。白けて無関心はそのあたりの事情を織り込んでの事なのかもしれない。それよりも自覚していないものの、「民主党無き後」の政治の形が見えてこないことに庶民は心の底では苛立っているのではないか。  

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

民主党に期待を裏切られた庶民が、小沢さんの剛腕に期待する? 消費税、TPP、普天間基地、社会保障、年金、少子化、極めつけは原発事故の収束と被災者の生活再建。原発反対か? 期待しすぎないほうが良いと思うけど、期待したい気持ちも理解できる。今までがあまりに酷かったですからね・・・。街でシール投票でもして、総理や国会議員、首長や地方議員へ届けようかしら?どうしたら良いと思いますか?

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。どうしたらいいか、正解は、小沢氏にもないでしょう。誰にもない、だからこそ、「シール投票」の試みもやってみたらいいと思います。正解のない状況にみんな平等の立場で立ち向かう。「小沢さんの豪腕」に期待することは、「お願い・お任せ・おねだり」の体質の延長でしょう。「栄枯盛衰」歴史の視点から見れば「正解も勝者」も一人も居ない。有るのは生き延びた子孫のみ。せめて子の生きている間は平穏無事にと願う心は、私には理解できます。