2010年4月26日月曜日

ブログの孤独 つづく

少し前のことを話題にしよう。「アイスランド」なる所で火山が噴火した。ジェット機で移動する人々には混乱があると報道された。もうひとつの小さいニュースがこの噴火に関してあった。アイスランドからの部品が入手できないためにという理由で、このクニの工場、「ニッサン自動車が製造中止」に追い込まれた。

このニュースを前に、私は二つのことを考えた。ひとつは「世界大戦」は当分の間起きないだろうということ。地球の裏側から部品を調達している経済(賃金を低く抑えるための言い訳としての「グローバル」ではない。これこそ真のグローバルであろう。)においては、世界規模の争いは簡単には起せないだろう。狂信的指導者が判断無しに事を起す以外には。このこと。もうひとつは、ここまで、経済が単一のDNAに統一(収斂)されたとすれば、そのことの弱点もまた深刻なものがあるだろう。言葉を変えれば、多様性に欠けるものは脆いであろう。このこと。

前者をめぐっては、もうひとつのことも考えた、「普天間」をめぐっての論議のなかに「安全保障」はどうする。という主張がある。我々は、ひと昔もふたむかしも前の「戦争」のイメージでこの問題を論議してはいないだろうか。このこと。

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