2012年3月7日水曜日

片赤耳車検に行く

片赤耳車検のこと

赤耳を連れて、ユザー車検に行ってきた。普通車の車検は久しぶり。あれこれと受付でも迷うことが多い。「手間を取ります」と言うと「よろしいょォー」と受け付けの女史は優しい。「帰ってもらってー!というようなヒドイのも居る?」と聞くと。「それでも、皆さんご無事に帰られますよォー」とそこまで優しいと返って不安になる。ユザー車検を知らないヒトに言っておくけど、「実技試験」があるのだ。(むろん車のだけれど)「ハイ!ライトを点けてー。ライトはハイですー。はいウインカーを点けてー、右よし左よし。ブレーキを踏んで、戻して。ハザードをつけてー。ハイ!クラクション。次は、バックに入れてー。右上げてー左は上げないで右下げてー」みたいなことを車がやるのだ、車は言葉が解らないから、やるのは私。

検査場にて記念撮影「事件」は向こうの場所でしばしば?起こる

それで、出来ない。理由は簡単だ、そんな行為は、いつもならば、必要にかられてしているのであって。日頃は言葉で指示されてやることではないからだ。「えっーとーハザードはこの三角マークだったっけ」耳のうんと遠いふりをしてみたりする。最悪だったのは「車の下を検査します」のコーナーでハンマーを持って待っている検査員の上を通り過ぎて仕舞ったことだろう。「オオーイ」と後ろから呼ばれた。むろん不機嫌な相手の希望を聞いて、検査場では想定していない「バック」運転も披露することになった。


さて、費用だが、総計5万6650円。このくらいの「お騒がせ」は許してもらいたい価だ。クニにしてみれば、車検の目的の半分は税の取り立てにあるのだろう、ちなみに重量税は3万円。車検を受けずに走っていても、警察官に咎めを受けることがないとすれば、誰が車検を受けるだろうか。
それはそれとして、ひとつの提案がある。(私は文句ばかり言っているわけではない)

年寄りは「暇もある」事だし、免許を返納せよ、適性検査を自動車学校でやってこい!(これは有料だ)とキャンペーンしたりするよりも。すべからく、「ユザー車検」を義務付けてみたらどうだろう。費用が安く済むことはどうでもいい、何よりも、車検は「車」と「運転者」の「適性試験」みたいなものだから。

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