2012年3月28日水曜日

マスコミから

朝フロントグラスに霜があったが、陽の登れば「鴬」が上手に鳴いている。この鳥がとりわけヒトに好まれるのは丁度「口笛の音程で鳴く」からではないか。と考えた。声の華麗さに比べ、正体はまことに地味な鳥なのである。さて今日も、フェイスブック風に。

今朝の新聞に「電気事業連合会」が「防災強化に抵抗」とある。これは「フクシマ3.11」直前の話だ。防災強化をすれば「混乱を招く」が反対の理由。
もう一つ、今朝の新聞から「大阪・選挙リスト職員捏造を認める」これは大阪市長選をめぐり、橋下氏当選に有利な情報を捏造していたということ。
今日は、このふたつの事柄の中身には触れない。このふたつの事柄に共通する「属性」に触れる。
「属性」は端的に言ってどちらも「マスコミを意識した」結果の失態だろう。一方は報道されることの不利を計算して、一方は報道されることの有利を計算して。一方はしなければならぬ事を怠り、一方はしてはならぬことをした。
現代では「マスコミ」を考慮しない「公」は存在しない。このことへの驚きとこのことからの弊害の大きさを思う。
「人のふりを見て我がふりを直せ」だ、我々も心すべきであろう。幸いにしてこのブログはマスを免れているを「幸」とすべきであろうか。

今朝の新聞から「福島原発」2号機の内部は72,9シーベルトだった。と東電の発表。ヒトの致死量は7~8シーベルトだというから、誰も(機械も含めて)近づけない。それが閉じ込められていない。つまり、我々の生活空間とつながっている。というこの事実をもう少し深刻に受け止めたい。

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