2012年3月29日木曜日

法に抵触せず

法に抵触せぬ

鰯、鯵、鯖、鮭。どもの天日干しの成功に浮かれている。今日はイワシとサケを購入し早速に干した。イワシはそのまま何もせずにひたすら干す。サケは表裏に少し塩をまぶした。カメラを向けると風に吹かれた干し籠が揺れてピントが合わない。風速7メートル。いい風だ。ピントなんてどうでもいい。



さて、今朝の新聞に巨人絡みでプロ野球の話題があった。何度読んでも理解出来ない。「法に抵触せぬ」というフレーズだけが頭に残った。
仔細を公にする気はないが、ここ数年、私は「民事訴訟(被告)」に絡んでいるので、法の適用の機微については多少詳しくなった。
一般的な感想を述べれば、法治国の住民は、「法」をよく理解し、「法」制定の精神を尊重し、「法」の禁ずる行いを慎むべきだろう。止むに止まれぬ理由があるにしても、不幸にして「法」を侵害したならば、定められた罰(民事においては経済的不利益か?)を甘んじて受けるべきだろう。何故ならば、その行為は、立場を変えれば「法によってあなた自身を守ること」になるからである。
ところが、そんな私の認識は、時代遅れの「原理主義者」らしいのだ。今では「法に抵触せぬ」ならば「何をやっても許される」らしいのだ。これを法の「現実主義者」と名付けるとすれば法の「原理主義者」と「現実主義者」との溝は思うのほか深いと言わざるを得まい。

0 件のコメント: