2012年3月8日木曜日

茶碗蒸と茶粥

茶碗蒸と茶粥

おふくろが鼻声をしているので、「どうしたんだ」と聞けば「風邪」みたいだという。それで、茶碗蒸を作ることにした。そのついでに茶粥も作ろう。

エビと貝柱とササミを使う。畑を漁れば「三つ葉」があるかも知れぬが面倒だ。
一口大に切って下味を付けておく。基本は酒と塩か、茶椀の中で一番味の淡泊なのが具材。というのも、「なんだかなー」ということだ、汁分を薄味にできる効果もある。

卵と出し汁の割合は1と3だから、まず計量カップに適当に卵を割りいれてその容積を計る。今回は卵3個で150。だから出し汁は150を三回入れる。計算が面倒なのだ、小学生の時から。

具を底に敷いて汁を張ったところだ。
このあいだ麹を作った時の大鍋が仕舞われずにある。これを使おう。底に適当に湯を注いで並べた。沸騰してきたみたいだ。じゅうぶん沸騰させて蓋をして弱火で15分か。蓋を取れば固まりかけているだろう、イヤ、出来ているかも知れないぞ。

そのあいだに、茶粥を仕掛けよう、まずお茶を煮出して、コメを洗って
今回は一合。食い物関係は昔ながらの単位がしっくりくると思いませんか、昨日は「なんぼ飲んだんで?」と聞かれて「900ミリリットルかな」はないだろう。
茶葉を食べる習慣が無いから、茶こしで漉した。おふくろが食うのでなかったら、そのまま茶葉ごと炊くのも面白いかも知れない。

吹きこぼれぬ程度の火で15分もすれば出来るだろう、いや何分であろうと、食えるようならそれが出来上がりだ。米と水の割合は1と6か7か8かお好みだ。1と1.2ではご飯が炊けてしまうぞ。
そうこうしている間に、茶碗蒸が出来た。
こんな感じ。
粥はどうかな。
もう少し茶葉の煮出しをしっかりするべきだったな、茶の「タンニン」というのかその苦味成分が茶粥の飯粒がふやけるのを防いでくれる。これは失敗だった。後でおふくろに聞けば「薄味だ」という表現だった。
 

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