2012年4月12日木曜日

運転するには資格がいる

運転するには資格がいる

口を開けば「昔のこと」で恐縮している。冗談じゃなく「年」だな。なんとかしなくちゃ。こればかりは何ともならないか。
1970年前後は若者の興味の対象は「バイク」だった。ホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキこんな企業が海外向けに作っていたバイクを国内でも盛んに売っていた。設計が海外向けだからシートの高さが私なんかには少し(だいぶんか)高すぎて、それが私の悩みだった。
      DT250  YAMAHA 1968年。このバイクのデザインは群を抜いていた。

また、若者がおとなしくバイクに乗るわけはないから、我が工業高校は毎年一人づつの割合で事故死者の出る環境でもあった。
学校では、バイクの免許を持ったばかりの生徒を集めて「安全運転をしろ、運転をするにはそれなりの資格がいる」と講習していた。どんなことでそんなことを聞いてみたくなったのか忘れたが、私は「先生、足の長さというのもその資格のひとつに入るんですか」と聞いてみた。先生としてみれば乗ったら危ない運転をするに決まっている生徒達を前に、この話に飛びついてきた。「もちろんそれはある」。
原発の運転の資格をめぐって、私は考える。もともとの生まれついた条件で「運転する資格の」ないクニだってあろうじゃないかと。

3 件のコメント:

玉井人ひろた さんのコメント...

カミナリ族のころでしょうかね。私の場合もう少し後の「暴走族」が全盛になったころです。

今では無いでしょうが、私は高校に原付バイクで通っていました。もちろんバイク通学の許可はは貰っていました。
学校には校則でヘルメットを被っていきましたが、交通法規ではまだノーヘルができた時代ですから、家に帰るとノーヘルで走っていました。懐かしい話です。

今、中型以上のバイクの免許の条件に「両足が付くこと」とか「倒れたバイクを起こせること」などの条件をクリアしないと免許取得ができないはずですね

ヒゲMac さんのコメント...

懐かしい(>.<)
このDTの頃なのですねぇ青春時代って。

自分は丁度3ナイ運動になった最初の年代でして、乗せない、取らせない、買わさない・・・というナイナイづくし。

それと排気量を初めて限定されてしまった年代でもあり、750cc以上のバイクが乗れなくなってしまった・・・

そんな時でした。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。「モーターサイクリスト」という雑誌、調べてみたら今もあるみたいです。当時のその雑誌の見開きページにこの「DT250」の写真を見た時の驚きをまだ思い出せます。そのくらいこのバイクはブレークスルーだった。ゼロヨンがどうだとか。馬力がどうだとか。最高速はどれだとか。を離れてタダ唯こんな「おもちゃ」欲しい。実用性、合理性は二の次でデザイン優先。(前輪の19インチタイヤは舗装路の高速走行ではブレだすと止まらない。)同じ頃OHC4気筒のホンダCB750が出てきたけどこれは子供の「オモチャ」ではなかった。