2010年1月3日日曜日

機械いじりの楽しみ つづく

コンバイン2


次の日、二日。二日酔いを冷ましがてら、納屋にこもった。昨日バラシタ続きをバラス、元に戻せるよう慎重にやる。コツといえば、外さないで済むものは極力外さないことか。元に戻さなくてもいいのなら機械のバラシは簡単だ、コンバインなら、二台バラシタ事がある。何度も吼えながら、組み上げたのは夕方だった。試運転をしてみれば、大方は問題ないみたいである。仮締めしたままで、本締めを忘れたボルトが無ければいいのだが。

このコンバインは、井関のHL60という機種である、いつごろ作ったものか、検索してみたが、解からない、1967年に初めて国産の物を作ったとあるから、その次の世代のものだろうか。乗用式ではなく、後ろを歩きながら操作するタイプである、それの最終型かもしれない。燃料はガソリン、エンジンは紐を引いて人力で始動する。いづれにせよ、もう何台も現存していないのではないか、井関のホームページにも載っていない。

10年程前に来た時、足回りセンサーは外した、機械は弱い所から壊れてゆくが、コンバインの弱点はセンサーにある、泥や水分の中ではセンサースイッチはもたないのだ、今でもそうなのだろうか。

数えてみれば、このコンバインには全部で、12本のベルトが使われている、どうしてこうも複雑(怪奇)なのか、何故チェーンやギヤを使わないのか、それらに耐久性において圧倒的に劣るゴムベルトを使うのか。

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