2010年1月13日水曜日

ブログの孤独 つづく

仔犬


どうも、仔犬が可愛くっていけない。一月ほど前つれあいに「犬が仔を生んどる」と聞かされて、のち、気にはなっていたものの、庭の片隅で母犬と潜んでいたモノが現れた。ヨタヨタとぼんやり逃げまわるものを、追いかけるまでもなく、手にとって見れば、思いの外、持ち重りがして、ほんのりあたたかい。「ウグウグ」としか鳴けないが、腹がへっているものであろうか。よせばいいのに、絵を撮ろうとした。


これがその絵、尻の部分。

こうして、小さな命を「ネコっかわいがり」(今はいぬっかわいがりか)していると、ついヒトラーや、ゲッペルスを思い起こしてしまう、彼らは、身近の命を愛でることにおいては、我々と何の変わりもなかった。道連れにしたが、ゲッペルスは六人の子の父親でもあった。ヒト人類の存在の不可解さを仔犬の尻に思うのであった。
付け加えれば、この新参者を、他の成犬どもは、つかずはなれず、見守っているようだ。仔犬に与えた、牛乳浸しのパンを横取りしようとしないのは、ヒトよりもりっぱでもある。と思った事だ。

1 件のコメント:

chisato さんのコメント...

野良通信さま
犬は何匹、猫は何匹お世話しているのですか。生き物はすごいですね。人間より立派と思うことがありますね。きれいな仔犬、顔が見たいです。写真上手ですね。
chisato