2010年1月2日土曜日

機械いじりの楽しみ つづく

コンバイン 1

年の暮れから、正月にかけて、テレビには「気は優しくて力持ち」のいい男が入れ替わり登場していた。そうなると、どうなるか、テレビの前は女どもに席巻される事となった。こちらは、テレビの前の女どもに振り向きざまに「気は短くて、力なし」と言われる前に。正月一日から納屋にこもって、コンバインをいじっていた。

このコンバインは、「ラエ」の先生が稲作をやめた時に譲ってもらったもので、先生がしっかり使い込んでいた物だ、私の所に来ても10年になる。年の暮れ、掃除をしていたら、切れそうなヨレヨレのベルトを見つけた、他のベルトも見てみれば、まともな物は無いみたいである、計6本替える事にした。今でもそうなのか、最近のコンバインをいじった事が無いから解からないが、消耗品のベルトの交換は信じられぬほど機械の深部にあったりするのである。エンジンを下ろした方が良かろうと見当をつけて、ベルトを購入し、正月になった。そうすると、「いじりの血」がさわぐのである。まるで、「ラピュタの石」みたいに。
製造した時にしめたままの、30年近く経ったエンジンを固定しているボルトは、はたして緩むものか。
これは、論理では解決できない、気になるのであればやって見るだけだ。で正月一日からやってみることとなった。

0 件のコメント: