2010年2月5日金曜日

ブログの孤独 つづく

三題話


ブログらしく時事にからんで三題話をしてみたい。キーワードは「進退」。

「朝青龍」「小沢幹事長」「プリウス」いずれも、現在最強の者の進退が問われた。(過去形で言うのは、明日になれば、みんな忘れてしまうから)

「朝青龍」は、暴行の事実関係が明らかにならない前に「おれは、やめるよ」と相撲取りをやめた。世間は「えー、ほんとなんですか」と正直に反応した。相撲ジャーナリストはあわてて、「やめて当然」の論陣を張っているが、みっともない。思えば、彼は29歳か、歳を拾った物から見れば、まだ、右も左も定かならぬ歳だ。

「小沢氏」。彼は、党の役職を辞めません。と宣言した。それで、みんなは妙に納得している。でも、しかし、組織原則から言えば、進退は「党首」が決めるものだろう。少しトーン高く、「このようなことで、辞めさせるつもりはありません。」と党首は言ったのか。寡聞にして知らない。

「プリウス」。このヒット商品の品質が問われている。この車のブレーキは2回踏めば利きます。とか聞く。それはなかろう、この商品を使っているのは、プロではなくアマチュアなのだ。ブレーキは踏んだら利く。それでなければ売ってはいけない。
その上、公にしないで、裏でブレーキ設定を手直ししていたとも聞く。これを「隠蔽」というのではなかったか。いや、そもそも、「制御」の事は原発に代表されるように、ヒト人類にとっては未知で苦手な分野なのであろうか。と余計な事を考えた。

いずれのケースも、「なあなあ」の領域で処理され、事を処理する論理の道筋は不明なまま「このくらいのところ」で済みつつある。

数日前に「言語力」について、私はからんだ。このクニには「言語力」など要らないのかもしれない。

0 件のコメント: