2010年2月11日木曜日

ブログの孤独 つづく

「プリウス」を思う


時事には近づかない事にしている。でも、素朴な疑問なら少しはいいだろう。

この時代のリコールの処理について考えた。例えば、ある「ボルト」の強度が不足している、「ワイヤー」の取り回しが適当でない、ゴムホースが破れる恐れがある。今までのリコールは、部品を替え、目で見て納得できた、何よりその部品はピカピカになったから。ところが、コンピーターのプログラムを書き換えます。のリコールは、確認しようが無いのではないか、同じ条件で同じ動作を機械にやらせて、「おう、直っている。」とする以外は。いや、国土交通省は、プログラムの何処の何行目がダメでそれを、こう替えるとか、この行を付け足すとか、確認するのだろうか。

以前から、コンピュータ制御の弱点は言われていた。基本のソフトに付け足し付けたしして開発しているから、全てを一から書き直す事など出来ないこと。などなど。

報道によれば、今回のブレーキの癖は半年も前から指摘されていたようだ。トヨタが「プリウス」で手間取ってしまったのは、コンピュータ制御リコールについての戸惑いもあったのか。

先日、分解したコンバインのガラクタを鉄屑屋に持っていった。軽トラの荷台に積んだ鉄屑に向かって、直径2mもあろうかと思われる電磁石が近づいてきて、あっという間に吸い上げてしまった。「ヘー」と感心して、軽トラに戻ると、アイドリングにしていたエンジンが止まっていた。どうやら、電磁石のせいらしい。コンピューターの弱点はいろんな所にまだ有りそうである。

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