料理

料理

オトコ・オンナは関係ない「できるヒトがやればいい」とつれあいが決めてひさしい、かくして私は、「できるヒト」となった。彼女は気前よく、史上オンナの城とされてきた台所を明け渡し、喜んでナベカマの使用権も放棄した。こうして、「ピッチャー交代」の声のかからぬまま、続投続投また続投なのである。ショウジキ時々シンドイ。「なんで、オンナが毎日せにゃあならんの」の声は身にしみて解る。ツモリダ。

さて今日も今日とて、夜明け前の台所、米を研いで。

と書いて「絵」を入れた。そしたら、それから後、日本語が入らない。
ダシ汁を作り、めざしを焼き、ドブ漬け（糠漬け）からキュウリを取り出し、台所の気配に帰ってきたネコに餌をやり、めざしの上に網をかけ（ネコに取られぬよう）、エイままよと台所ついでに、晩のお菜のハンバーグを焼き、野菜庫のもやしを炒める用意をして、
の「絵」を載せれば、あとはローマ字。石川啄木氏は暗号として、ローマ字で日記を書いたそうだが、ブログを暗号化してどうする。どうなる。
きっと、パソコンの良くない話題を書いたバチがあたったんだろう。おまけに、パソコンの主治医Ｏ先生のことを、あんな風に書いて、（あれ全部ウソです）。相談しにくい。口は災いのもと。

こうして秋の夜は明けてまたふけてゆくのであった。