2010年11月10日水曜日

無謀にも星空を

無謀にも星空を
撮った。O先生からは「挑戦してみる姿勢がいいですね。欲張らず、短めの露出から少しずつ時間を延ばして何枚か撮ってみてください。三脚は必須、できればレリーズも欲しいですが、デシカメの方に、長時間露光の設定があると思います。グッドラック」という引導にも似た励ましも貰っている。
欲でなければ星空など撮らない。「今日のこの星空を我が物としたい」、「欲張」りの結果がこれだ。これは「オリオン座」。絵の真ん中の縦三つの星、周りを囲む四つの星、夜に活動するひとは、この星座を知っているだろう。夜が来れば、東の空に「ドーン」と現れる。
周りを囲む四つの星の左肩の赤い星を「ベデルギュース」と呼ぶと、遠い昔、中学生の頃だったかもっと幼かったか、死んだオヤジに教えられた。意味もないその名詞のその音を、他の事は忘れてもそれだけを何故か忘れずにいる。


これは「すばる」。なんでか、この星座好きなんだな。この星の群れは周りの星々の様子とは違っていて、ほら、スバルがあそこまで上がってると、時間の目安にもなる。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初挑戦に拍手。お見事。
O先生より

野良通信 さんのコメント...

我々の目は、ということは、我々の意識は、と同じ事なんだけど、対象を捉えると、その周りの物をそこに在るにもかかわらず、消滅させてしまう。
星座は、ヒトが意識の上に勝手に作った枠組みです。それにも拘らず、それを目安としてしか、我々は夜空を見る事が出来ないでいる。
私の「オリオン」私の「スバル」はおそらく「私」のそれでしかないでしょう。
にもかかわらず、お褒めをいただいて光栄です。
カメラのの扱いについて、あればご批判願いたい。