2011年8月31日水曜日

トラクタお前もか

トラクターお前もか
ツイッターはその時々の感想を述べるにはちょうどいい道具だ。多面的なブログ表現の一面が感想の集積なのであれば、140字を繋げてブログにしてみよう。つなげることで時々の思いのブレ、思考のクセ、がよりリアルに表現できるだろう。少し手を入れながら時系列で。
「トラクタのエンジンがかからない。草刈機ならば混合ガソリンエンジン25㏄だが、これは軽油ヂーゼルエンジン800㏄。おまけに車と同じでスターターモーターを回してかけるしかない。バッテリあがりか?と予備のバッテリに替えてもみた。しかし、スタータがウントもスントもいわないのだ。イジリたおすかと家に取って返し。冷蔵庫の氷をグラスに入れ琥珀の液体を注ぎ」
気を静めたわけだ。そして、反省してみる。
「トラクタを動かそうとしたのは、他でもない。草まみれの畑を草刈機で刈り倒した後を耕そうとしたからだ。トラクタの不動を確認した後に、どうして私は四爪鍬(ヨツメグワ)で耕そうとしなかったか。と反省している。目的は耕すことにあるのであるから。使えぬ道具は捨ててそうすることが論理の導く所だった。」
「目的をはづれて、メカニズムに惹かれ、メカニズムに淫する性癖。倒錯的なそれ(不調であればあるほどアドレナリンが出てくる体質)は。『あんたは、変わっている』と言われる原因だとつくづく思う所である。さて、日も暮れてきた、あしたは、どこから弄ろうかしら。」
反省していない。次の日の朝、
「さて、トラクタのどこを見るか。1.スイッチ=クラッチを踏むことに連動するそれ。2.ヒューズ=メインのそれではなく電気回路の途中にしかけてあるそれ。3.スタータ。生きているか死んでいるか。バッテリはひと晩かけて充電した。さあ始めるか。」

ところが、つぎのツイッターはこんな具合。
「『さあ始めるか』と書いて5時間経っている。寝惚け眼(まなこ)で自分の書き込みを見ている私は、何者なのか?外を見れば陽も高く暑そうだ。その気はあったみたい。しかし、お昼寝タイムと重なって。このざま。やる意思や良し。とするか。」
またしても、反省。そして居直り。
「トラクタが直った。あれこれイジッタ末、最初に疑った、こと(バッテリがあがっている?)に立ち戻った。昨夜充電したバッテリは2007年に購入した物だった。いくら一晩かけても充電しないことに気付く。新品を購入。一発で動いた。今は、私のケチを確認することが出来てとても満足している。」
またしても、反省と居直り。

「トラクタの試運転をした。カバーを付けるのはまだ。畑にいるとU氏に『どしたん?蓋がねえが』と言われた。明日から水を落とす。」
畑でU氏と相談し池水を抜くことに決めたわけだ。

「トラクタの爪の回転を落として、何度も耕す。土は湿っていて、命をはぐくむ場所は湿っているものだと。そう思う。」

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

結局、原因はバッテリーの故障だったということですか? 私なら、それまで時間が無駄だったと自分に腹を立てるところ、野良通信さんは、ケチさ加減が分かって満足するとは、やはり風変りな印象です。よほど、機械いじりがお好きなのでしょうね?

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。「どうして、こうなっているのか。私の判断に間違えている所はないか。」こんなこと機械いじりをしながら考えるのは好きです。
「ケチが解ってまんぞく。」は悔し紛れも混じっています。

sansan さんのコメント...

おはようございます。
自然も人間も適度な水分は必要ですね。
台風がきていますが、過剰な水分になりません
ように。。。

野良通信 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
同一面の畑や田でも、場所によって湿りがちな所と、乾きがちな所があります。
百姓をするには、その土地についてのいくらかの経験が必要なわけです。
経験は失敗からしか身に付かないないことが辛いところです。
台風、どうなりますか。