2010年9月11日土曜日

新聞を読んで

何処にいるの


百歳以上で、戸籍にありながら、不明の者が23万人いるという。行政の怠慢を憂う声も多い。それはそれとして私は、我々の棲息している社会システムのレベルはこんなものというのが感想だ。戸籍なんていいかげんだ。となれば、やれバツイチだ、やれ相続だ、やれ、身分差別だ、など余計なことで悩むこともあるまい。

それにしても、23万人といえば、行政単位の「市」とすれば小さい方ではない、少なからぬ「生きている」死者とともに、この世に存在することができる。考えてみれば、なかなかおつなクニではないか。毎日が「お盆」。
それはそうとして、この生死の境目の曖昧さは、「神」の治める国であるからなのだろうか。

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