2009年8月25日火曜日

言葉を集めて つづき

・ 「ヤカニャアナオラン」
焼かなゃあ直らん。このあたりではいつ頃から火葬になったのか、子供の頃にはすでに村の火葬場で焼いていた。ほどなくして、市のそれで焼くようになった。今は昔のはなしである。死ぬまで直らないという意。他人事ではない、この私の悪癖もヤカニャアナオランのであろう。ちなみに、つれあいの育った所では、最近まで土葬だった。もう少し記せば、土葬にも、座棺、寝棺、とふたとうりの埋葬方法の違いがある。私はそのどちらをも体験した。義理の祖父、義理の叔父の時のことだ。

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