2009年11月24日火曜日

何を食らうか つづく

四季の移り変わりは、いやでもやって来る。今秋初めてフロントグラスに降りてきている霜を見た。こんな時「また、のうのうと生き延びたな」と思ったりする。ところで、ヒトは誰でも、「これだけはやっておきたい」という事があるだろう、例えば「恋愛」。「運命の人」などと、目の玉にハート印をつけてみても、傍から見れば「偶然の相手」にしかすぎぬ、ようにも思えるのであるが。
私にも、「やっておきたい」事が現れた。土間の片隅に小芋が収穫してあるのを発見した。「豚汁」を作ろう。
幸い冷蔵庫には豚肉の切れ端がある、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、コンニャクもある。さっそく、鍋の湯に刻んだコンニャクを入れて湯がきにかかると、ゴボウ、ニンジンも湯通ししてみようと思い立ってコンニャクの鍋にこれも入れる。別の鍋を出し、豚肉を入れ、酒をふりかけ、味噌を下味の付くぐらい入れて、炒めにかかる、適当にサット炒めたら、湯通ししたコンニャクたちを入れて、ガッサガッサ炒め合わせた、その上に湯を張り、小芋を入れて、煮る。アクが浮いてきたら、取り除いて、その間にネギを刻んでおこう、春菊もいいな。小さなボールを出してきて、味噌を適当に入れ、煮汁で溶いておく、小芋の煮えたを確かめて、ボールの味噌を入れれば出来上がり。「豚汁」は作りたてがうまい。温め直しは、味噌の香りが飛んで今ひとつの味だ。
それはそうと、今朝の霜で畑の野菜が甘くなったはずだ。さて今度は何を食らうか。

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