09.12.7完璧な日記
午前5時起きだす。晴天であろうか、外は暗闇。耳を澄ませば、風音あり。枕を下に、なにを食らうか考える。イワシの干したのが軒下にある。昨日20センチ位の鰯をスーパーで見かけて買った。活きは良さそうだ。干し物にした。手で頭を取り、腹をヒトさし指でこそげ、親指を腹の尾の側から入れて、スーット頭のあった所まで滑らせる、こんどは頭の方から尾びれに向かい背びれのところまで深く親指の腹で背骨を探りながら尾まで行く。包丁はいらない。それで開きをつくる、塩を適当に溶かした水を平たい器に作り、それに、(洗おうと洗うまいと、勝手だ、)開いたイワシを漬ける。漬けるのは、30分でも、3時間でも、一晩でもいい。ただし、漬けた時間と、入れた塩の具合により、辛い甘いは決まる。それから、干す。風があって、いちどきに表の水気を持って行ってくれた方が旨いようだが、こればかりは、天気任せだ。
焼いてみれば、メザシ程の塩気であった。
料理は「勝手流」でやっている。思い返せば、子の小さい時の保育園で「食べ物の好き嫌いをどう直すか」の論議の席。「お願いしてまでも、食べてもらわないでもよろしい」と発言して冷笑と沈黙を作った時から、「勝手流」は始まっていたのか。私が、食いたい物を食いたいのだ。それ以外に人生の目的があれば教えて欲しい。
(以下略)
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