2009年12月12日土曜日

ブログの孤独 つづき

紫蘇(シソ)のこと


シソは青いものと紫のものがある。どちらも前の年の種が落ちていれば、放っておいても生えてくる。それを苗にして、一列にでも二列にでも何列にでも作ればいい。ただ、注意することは作り過ぎぬこと、丈はヒトの肩までになり、虫も病気も寄り付かず、おまけに丈夫ときているから、持て余すことになる。シソは香りのものだから、何にでも混ぜ込んだらいい、汁に飯に肉に梅干に。

さて、春に芽吹き、夏に茂り(その葉をもらい、散々食い散らかした)、秋に葉を落とし、冬にすっかり枯れてパリパリの枝と茎だけになったシソを片付けた。四つ目鍬で倒していると、夏に楽しんだシソの香りがあたりに漂う、シソはいつまでもシソなんだ、と妙に感心した。香木はその香りを何百年も保つという、話を思い出したりした。

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