2009年12月13日日曜日

ブログの孤独 つづく

デザインのこと


これは、ソバ猪口である。世話になっている、写ってはないが酒が入っている。最初は5個程あったが、次々に割れて(落としたのはほとんど私)これだけになった。早朝に限りなく近い深夜、ネコ供も引き払い、新ためて模様をながめた。「模倣に模倣を重ねているうちに、オリジナルから遠く離れてここに至ったのであろう」と想像した。「そうとしても、思い定めて、抽象に変化しょうとする思いも無いようだ」と考えた。こうしてみれば、「日々の暮らしを彩る物、いや、我々そのもの、もこのソバ猪口みたいなものではなかろうか」、と思い至った。本当に新しいもの(オリジナルデザイン)は、100年に一度現れればいい。さて、一眠りしよう。

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